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TAKEHIKO MOROI
杏林大学医学部付属病院 整形外科 諸井 威彦

メッセージ

諸井 威彦

もろい たけひこ

出身大学:杏林大学(2011年卒)

「国内留学」という選択

医学生・研修医の皆さん、こんにちは。2011年卒の諸井威彦です。
我々の医局には、国内留学という制度がありますので、ご紹介させて頂きます。

 

整形外科に入局後、大学や関連病院で広く学び、入局4年目に整形外科専門医を取得します。その頃にはある程度、整形外科のどの分野を今後のspecialtyとして極めていきたいか自然に決まっていきます。脊椎外科、関節外科、手の外科、骨軟部腫瘍、外傷、スポーツ、小児整形等、様々な分野がありますが、教科書や論文といった活字での勉強には限りがあり、患者さんを目の前に、自身で考えて治療方針を決定し、手術を行い、そして良くなった患者さんと向き合っていく。この成功体験を数多く経験することが、良医への近道であることは間違いありません。

 

そこで専門医取得後、自身で選択した専門分野をリードする、国内トップレベルの病院へ、スペシャリストと共に働きながら勉強をすることを可能にするのが国内留学という制度です。私は脊椎外科を専攻しておりますが、2021年4月から2023年3月まで2年間、群馬県館林市の慶友整形外科病院に国内留学させて頂きました。同病院は年間の脊椎手術件数が1000件を超える非常にハイボリュームな病院であり、さらに大変多くの臨床研究への取り組みも行なっている、外科医としても研究者としても成長できる最良の場所です。私自身も非常に沢山の手術を経験させて頂き、先輩方の目の見張る技術とスピードに圧倒されながらも何とか食い下がり、朝から晩まで、慶友の先輩方と共に家族のような時間を過ごしていました。笑いあり、涙あり、とことん手術をして、酒を飲みながら多くのことをさらに深く学ぶ、幸せな2年間でした。この経験は医師としての確かな礎として活かされるものと確信しております。


このように当教室では、様々な国内留学先と連携し、我々の成長を応援してくれる制度を設けています。

共に医局を盛り上げていこう!

『勇往邁進』どんな困難にも負けず、自分の目的、目標に向かってひたすら前へ突き進むこと。これが出来れば、皆さんが目指す理想の医師像への道が自ずと開けると思います。私たちは、皆さんの道標になるよう努力を怠らず、そして皆さんが我々を追い抜き、成長していく姿を期待しています。入局をお待ちしております。

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杏林大学医学部付属病院 整形外科 諸井 威彦
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